転倒事故が起これば・・・
施設側の過失が問われます・・・
今までは転んだ方に過失があると思われがちでした・・・

しかし、これからは滑りやすい床をそのままにしている方の責任が問われる時代です。
施設の管理者が十分と思われる対応をしていたとしても床が滑りやすくなっていたのに、改善対応措置を取らなかった
というところを問われることが多くなってきています。
既に、過去転倒事故においても、訴訟において施設管理者側に不利な判決がでています。

福岡県内の通所介護サービスを受けていた高齢者高齢者（当時95歳・女性）が、介護サービス施設内で転倒、右足を骨折した。歩行困難で転倒の危険があることを知らされていた上で、見守りや必要な介護をしなかった過失があるとして福岡地裁は、合計470万円の支払いを命じる判決。

[福岡地方裁判所　平成１５年８月２７日判決　一部請求認容（確定）判例時報1843号133ページ]

JR池袋駅ビル7階通路で主婦（69歳）が転倒、左足を骨折し、左股関節の機能が失われる後遺症が残った。この主婦は、駅ビル会社『池袋ターミナルビル』を訴え、これに対し東京地裁が『転倒事故は床に油や水などが付着し、滑りやすくなっていたことが原因』として、2,200万円の支払いを命じる判決。

大阪市内のコンビニエンスストアで買い物中に転んでケガをしたのは、店側が床を濡れたままにしていたのが原因として、東大阪在中の女性がファミリーマート（本社：東京）に慰謝料など約1千万円の支払いを求めた裁判で、大阪高裁は115万円余

東京都で『床材の滑り抵抗値BPNを設定する条例』が施行されたり、裁判でも、転倒事故の責任を『事故の起きた物件の持ち主の管理不足にある』とする判決が相次ぐなど、転倒対策を重視する傾向にあります。

床が滑りやすくなっていたという工作物の保存に瑕疵が存在していれば、所有者責任が問われることになるのです。

下の2つの法律は滑り止め等に関する法律です。詳細を見る方は法律名をクリックして下さい。

	バリアフリー新法 バリアフリー新法を義務付け促進させる法律
	PL法 転倒などで問題がおきた時に施設責任者の責任が問われる法律

見た目・ロケーションをほとんど変えずに滑りを止める！

施工前は床面と足の間に水・油脂成分などが入り込むことによって、滑りが発生し、大変危険な状態です。

一方施工後は、表面にコップ状の穴を空けて、床面と足の間が真空状態になり、吸盤作用により、滑りを抑制します。

スリップアウト施工前

スリップアウト施工後

滑り止めME工法の主な特徴

�@床材を交換する事なく、現在の床面に加工が出来る！
�A見た目・ロケーションをほとんど変えず滑りが止まる！
�B施工時、通行止めの必要が無い！
�C費用はタイル等の交換と比べれば1/3〜1/5の低価格！
�Dテープ・コーティングと違いランニングコストがほとんど掛からない！
�E他の商品と違い、耐久性が長い！

スリップアウト工法

溶剤を床材に直接塗布し、目で確認できない程のミクロの穴を空けます。
そうすることにより、床が濡れても穴と足との間に真空状態ができ、吸盤作用により滑りにくい床面が実現されます。

電子顕微鏡で3000倍に拡大した加工面（御影石）施工

御影石の防滑施工前

御影石の防滑施工後

効果と持続性

5年以上。
歩行頻度、使用条件により異なる場合があります。
滑り止めの保障期間は2年です。施工後保証書を発行いたします。

見て・触って・効果を体感してください！！

どんなものか確かめてみたいという方は、
お試し施工で実際に吸い付く感じを実感してください。
デモ施工時間は、約３０分で終了です。ご都合の良い日をお知らせ下さい。

防滑(滑り止め)施工とは

結合物である石及びタイルの表層部分がガラス状の表層(目が細かい)であ っても結合物である以上もともと毛細管程度(ミクロ単位)の穴は開いておりこの部分に水溶性薬剤を反応させて穴を広げ又深くする事により、浸透圧+毛細管現象+吸盤作用+αの効果
施工後のメンテナンス処置により、すべりを抑制する施工方法である。

防滑施工溶剤とは　（普通物）

結合物(石・タイル等)の表層にあるもともとあいている穴に、主に酸性系の水溶性薬剤を反応酸化させ、穴の大きさ深さを調整する事により、すべりを抑制する溶剤である。

防滑施工の手順について

一般的な施工例

施工前

現場確認

テスティング(溶剤種類のおおよその確定)

[施工段階]

施工前計測

養生

洗浄

溶剤塗布

洗浄(中和作業)

施工後計測及び体感による滑り確認

清掃

完了

溶剤で表面を処理するため、石・タイルの美観を殆ど損なわない。
但し鏡面仕上げの場合は光沢に若干の変化が生じる場合があります。

●スリップアウト

水に濡れた時、効果を発揮します。床材自体の磨耗度も殆ど変わらず。効果の持続性は5年以上です。（歩行頻度により異なります）
通常清掃です。デッキブラシ、ポリッシャーの使用をお勧めいたします。
※ワックスは不可。

●バーナー加工

バーナーで表面を焼くため床材表面の光沢は失われ見た目が悪く、美観が損なわれる。
新しい時期の効果は高いが、凸部が磨耗してくると効果が下がる。　耐用年数は短い。
凹凸が大きい為、ゴミが除去しにくく、清掃に時間がかかりゴミが溜まり易い。

●コーティング

表面を塗料で覆い隠してしまう為、美観が悪い。
種類により持続性は様々、塗料と床面の接着性・膜厚状況によっても異なり、滑りやすくなる場合がある。
磨耗してくるとコーティング剤が剥がれ、塗り替えの際の剥離作業が大変である。

●テープ・シール

貼り付ける為、ツマズキの原因となる。
シールの端からゴミ・汚れが癒着すると剥がれ易く、広範囲の処理が難しい。
ゴミ汚れが付着し易い。

大阪セーフティは、バリアフリー新法の
『表面は滑りにくい仕上げでなければならない床面』
ME工法を行っております。
またPL法対策のお手伝い・提案活動を行いながら、
滑り転倒事故から利用者を守ります。